過去に受けたDVのうらみが消えず苦しくてこのままだと一緒に居るのがつらく離婚になりそう
”夫婦仲修復”の事例
依頼主 | 50代 女性 パート勤務 |
ご相談内容 | 30代~40代に夫からDVを受けていた。うつ病になったことをキッカケにDVはなくなったが、暴力・暴言を受けた記憶はトラウマとなり、10年以上経過した今でもフラッシュバックに悩まされることがあり日々の生活がつらい。このままではつらいので、いっそのこと離婚していまいたと思ったが、経済的に自立していないので、離婚後の生活が不安でどうしたものかと悩んでいる。 |
結果 | トラウマとなったDVの経験をカウンセリング&セラピーそして、心理学講座を受講されたことで過去のつらさを解消。現在は夫婦穏やかに過ごされている。 |
ご相談の詳細
ご相談者A様はご主人と授かり婚の末ご結婚。妊娠がわかってからというもの、人が変わり言動が乱暴になる。
それでも、子どもが生まれれば、夫も変わるのではないかという期待をして出産をするが、夫の態度は良くなるどころかますます乱暴になっていった。
自分自身が30代後半ということもあり、経済力もなかったため離婚は考えずひたすら我慢の日々を送っていた。しかし、家庭の経済状が悪化、A様は精神的につらくなりうつ病を発症。
これをキッカケに、幸い夫は家庭をふ省みるようになり、数年間の治療のかいあってつう病からは回復。その後夫のDVはないものの、Aさんは穏やかな生活を送る中で、夫から振るわれた心身の暴力のことを思い出すようになる。
そのため、昔のうらみのような感情に襲われるため辛くなるとのことで、いっその事離婚したほうが楽なのでは?と考えるようんいなる。
しかし、自身の年齢のことやキャリアの事があり経済的に自立することが困難な状況であった。
自立もできず苦しいと言ってご相談で面談する。
ご相談のキッカケ
Aさんのお悩みをいったいどこに相談すればよいのかまったくわからない状態だったが、毎年の年賀状のやり取りで、同じような苦しみを抱えていたAさんの友人が、心理カウンセラーのカウンセリングやセラピーを受けて、前向きに生きていることを知り、相談してみようと考え紹介してもらったということがご相談のキッカケとなる。
解決までのみちのり
Aさんのご主人はこの20年近く、DVをすることはないとのことでしたので、まずは、Aさん自身の過去のDVによる心の傷の回復を目的に心理カウンセリングと必要に応じて心理セラピーを行ってゆきました。
心の傷原点は、Aさんの幼少期や青年期にもありましたので、Aさんのご希望にそいつつ心の傷の回復を行ってゆきました。
Aさんの育ちの中での傷がずいぶんと薄らいだところで、ご主人との関係の中で傷ついた心の回復を行いました。
心の回復のために、カウンセリングやセラピーを行いながら、心の仕組みをはじめAさんに必要と思われる心理学の知識や情報を学んでいただき、その後、Aさん回復度に合わせて、ご主人とのコミュニケーションの見直しをすすめてゆきました。
顔も見たくない!声も聞きたくない!離婚してやる!
との思いのAさんでしたが、カウンセリングが落ち着くころには、「離婚しなくて良かった」とシミジミ語られていた姿が印象的でした。