優しくしたいのに抑えられない怒りで苦しい

パートナーや家族にイライラして、つい怒りをぶつけて、後悔したことはありませんか。

なかなか消えない怒り、抑えようとすれば、ますますコントロールできなくて、自分を責めたことはありませんか。

怒りはネガティブな感情だから感じてはいけないし、表してはいけないと思い込んでいませんか。

確かに、「怒り」はたった1回爆発させることで大切な人との絆を断ち切ってしまうこともあります。

そして、抑えられない「怒り」は、周囲の人に加えて、自分の心と身体を傷つけてしまいます。

だからこそ、イライラや「怒り」とどう向き合えばいいのか、悩む人が多いのではないでしょうか。

「怒り」と上手につきあいましょう

本来、「怒り」は自然な感情で、自分の欲求や願望の充足をじゃまされたり、自分(の側面)が脅かされたときに感じるものです。

これまでの経験や教育、先入観などから、怒りは『悪い感情』というイメージがあるかもしれません。
そのため「抑えよう」「我慢しよう」としがちです。

そして、抑えよう、我慢しようとすると、より強い怒りにつながることもあります。

大切なのは、「怒り」を我慢したり、無くすのではなく、上手につきあっていくことです。

そして、「怒り」は身近な人に対してより強く感じる性質があります。

大切な人と建設的な関係を作っていきたいなら、「怒り」と上手につきあうアンガーコントロールは是非、身につけておきたいスキルです。

必要なのはアンガーコントロールトレーニング

では、どのようにすれば、「怒り」と上手につきあえるようになるのでしょうか。
日常で、次のようなことを取り入れてください。

・怒りを誘発するような出来事に直面した時、反射せずに冷静に対応する
・自分の価値観やルールは、必ずしも他人にとっての正解ではないと理解する
・ものごとを◯か✕か、敵か味方かといった二元論で判断しない
・頭の中で考えるだけでなく、紙に書き出して思考を整理する

最初は、なかなかうまくいきません。

今まで培ってきた価値観を見直すことは、簡単ではありません。
簡単なことなら、きっと、もうできているはずです。

しかしながら、脳は鍛えれば鍛えるほど、その回路が強くなるという特徴があります。

脳は使い続けることでその回路が鍛えられますから、練習あるのみです。

アンガーコントロールの実践のポイントは

アンガーコントロールを日常に取り入れれには

・コツコツ続けること
・最初から完璧にやろうとせず、自分のやりやすいことから始める
・怒りの日記をつける
・知識は実践して初めて身になる
・日記をつけて1から2週間で怒りの強度が下がってくるのを実感できる
・2ヶ月ぐらい腰を据えて取り組むと良い
・できたという感覚を大切にする
です。

ただ、一人で続けるのは、なかなか大変です。

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あなたの大切な人に怒りをぶつけないために

マインドフルネス瞑想は、アンガーコントロールのトレーニングをさらにパワーアップしてくれます。

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投稿者プロフィール

山口 晃歓
山口 晃歓
公認心理師(登録番号 第45405号)
一般社団法人メンタルヘルス協会上級心理カウンセラー
キャリアコンサルタント(国家資格)登録番号20004934
日本マイブレス協会認定ブレスプレゼンター