性格が合わない夫婦でも大丈夫。夜の5分会話で関係が変わる理由

性格の不一致や価値観が合わないと感じたり、コミュニケーションがうまくいかない日々が続くと、「このままで大丈夫かな…」と不安になりますよね。

とくに子どもがいると、「このままじゃ、子どもへの影響もあるかも」と心配になる方も多いと思います。

夫婦のすれ違い、どうして起こるの?

子育て中って、本当に毎日バタバタです。朝から晩まで、仕事、家事、育児でヘトヘト。
やっと子どもが寝たと思ったら、自分の時間もないまま気がつけば深夜…。
そんな毎日を繰り返していると、夫婦の会話なんて後回しになってしまうのは当たり前かもしれません。

「話したいけど、何を話せばいいかわからない」
「どうせ話してもケンカになる」
「そもそも、性格が合わないのかも…」

そんな声を、私たちセブンラボのカウンセリングでもよく耳にします。

でもね、これって「合わない」んじゃなくて、「話してないだけ」かもしれないんです。

たった5分でいい。話すことからすべてが始まる

もし今、「うちは無理かも」と思っていたとしても、ちょっとだけ試してみてほしいことがあります。

それが、「子どもが寝た後に5分だけ話す」という小さな習慣。

たった5分?
はい、それでいいんです。むしろ5分「だけ」でいいんです。

なぜなら、今の二人にとって「長く話す」ことがハードルになっているから。

疲れているときに長時間話すのは、逆にイライラのもとになってしまうこともあります。

だからこそ、5分でいいから、まずは話すことを日常に戻してみる。
これが、夫婦関係を少しずつ変えていく第一歩になります。

何を話せばいい?テーマはなんでもOK

「5分話すっていっても、何を話せばいいの?」

そんな声もありますよね。テーマはなんでも構いません。たとえば…

  • 今日、子どもが面白いこと言ってたよ
  • 職場でちょっとイラッとしたことあったんだ
  • 最近、○○食べたい気分なんだよね

こんなちょっとした雑談からでも大丈夫。
ポイントは、「相手に伝えよう」と思って言葉にすること。
これだけで、だいぶ関係が変わってくるんです。

話すことで、相手の「今」が見えてくる

長く一緒にいると、つい「わかってるはず」「察してくれるはず」と思いがち。
でも、実は相手の今の気持ちって、話さないと伝わらないものなんです。

「なんでそんなことで怒るの?」
「そんな風に感じてたんだ…知らなかった」

そんな気づきが、5分の会話の中で生まれることもあります。
すると、「性格が合わない」「価値観がズレてる」と思っていたのが、ただの思い込みだった…ということにも気づけたりします。

子どもにとっても、夫婦の会話は安心のもと

そして何より、夫婦が話している姿を見せることは、子どもにとってとても大切なことなんです。

ケンカしている姿よりも、
無言でスマホを見つめ合っているよりも、
ちょっとでも笑顔で話している両親の姿の方が、子どもの心をグッと安心させてくれます。

子どもが寝た後、5分だけ話す。
それは、夫婦の関係を育てるだけでなく、子どもの安心感を育てる時間でもあるんです。

最初はギクシャクしても大丈夫

とはいえ、久しぶりの会話はちょっとぎこちないかもしれません。
無理して盛り上げようとしなくてOK。
大事なのは「話そうとしている姿勢」です。

それだけで、空気は少しずつ柔らかくなっていきます。

セブンラボでは、夫婦の会話をサポートしています

福岡市にある私たちセブンラボでは、夫婦のコミュニケーションに関するカウンセリングやセミナーを行っています。

カウンセリングのお申し込みはこちらから

無理のない一歩から、一緒に考えていきましょう。
まずは、子どもが寝たあとに、5分だけ、ちょっとだけ
それが、明日のふたりの距離を少し近づけるかもしれません。

「話したくても、何から始めればいいかわからない」
「ケンカばかりで、もう話す気力がない」

そんな方こそ、一度ご相談ください。

セブンラボのホームページはこちらから


投稿者プロフィール

山口 晃歓
山口 晃歓
公認心理師(登録番号 第45405号)
一般社団法人メンタルヘルス協会上級心理カウンセラー
日本マイブレス協会認定ブレスプレゼンター