相手が変わらないと、苦しいままなのか
話を聞いてもらえない。
夫婦の会話がない。
スマホばかり見ている背中に
話しかけても、返ってこない。
無視されているとまでは言えないのに
なぜか、ひとりでいるみたいに感じる。
そういう苦しさが
気のせいではなかったこと。
わたしのことが
大事に扱われていない
という感覚が
ちゃんとそこにあったこと。
それは別のコラムで書きました。
でも
わかったからといって
すぐに楽になるわけじゃない。
頭で理解できても
胸の奥にあるものは
無くなりはしない。
夜になれば
やっぱり寂しい。
朝がくると
虚しく感じる。
それは
無理もないこと。
このコラムでは
あのとき感じていたものに
もう一度、触れていきます。
ただ感じていたことを
あなた自身が
もう一度受け取り直すために。
変えたかったのは、相手のことだけか
聞いてほしかった。
わかってほしかった。
それだけだった。
何度、話し合っても
伝えようとしても
相手は変わらない。
ここから抜けるには
相手を変えるしかない。
そう思ってきた。
それは
間違いじゃない。
聞いてもらえないのは
苦しいことだから。
ただ
気づくと
相手のことばかり考えている。
今日は機嫌がいいだろうか。
また、あの態度をとられるんだろうか。
どう言えば、伝わるだろうか。
頭の中の大部分を
占めている。
相手を変えようとして
相手を見続けてきた時間。
その中で
わたしは
どうしていただろう。
苦しさを感じていたのはわたしだったのに。
相手が変わらなくても
相手を変えようと
し続けてきた。
何度も
話し合おうとして
伝わる言葉を探して
それでも
変わらない相手に
心をすり減らしてきた
もう何をしても
無駄に思えてくるほど。
これまで
変えようとしていたのは
相手のことだった。
でも
苦しさを感じていたのは
わたしだった。
胸の奥にずっとあったもの。
ひとりで抱えてきたもの。
それは
誰かを責めなくても
誰かを変えなくても
変えることができるのだろうか。
軽くなる、と
約束はできない。
ただずっと同じ思いを抱え続けない。
それはできるかもしれない。
あなたと同じような思いを抱えていた人たち
ここからは
あなたのことではありません。
同じようなところに立っていた人たちが
いました。
最初から
前向きに踏み出せた人ばかりではありません。
こう言った人がいました。
夫に懇願されたから、仕方なく。
そんな気持ちで、最初の一歩を踏み出した人。
その人がどうなったか。
もう
信じることなんてできない。
そう決めていた人もいました。
ずっと、同じことばかり
考えてしまう日々の中で
それくらいの傷を抱えながら
それでも、何かを試してみた人。
「信じる」か「信じない」かじゃなく
別の見方があるんだと
気づいた人。
そして
何かを我慢してきた人もいました。
そう思い込んできた人。
言いたいことを呑み込み続けて
自分の本当の気持ちが
わからなくなっていた人。
ここに書かれているのは
答えではありません。
ただ
あなたと同じような思いの人が
たしかにいました。
感じていたことに、触れてみることはできる
すぐに
決めなくていい。
何かを変える
何かに踏み出す
その前に
あなたが感じていたことに
一度、触れてみる。
それなら
今からでもできる。
たとえ
ひとりで来ても
うまく話せなくても大丈夫。
オンラインでも、対面でも。
決めるのは、そのあとで。
投稿者プロフィール

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公認心理師(登録番号 第45405号)
一般社団法人メンタルヘルス協会上級心理カウンセラー
日本マイブレス協会認定ブレスプレゼンター
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