いつまで、そして、何のために働きますか?

定年退職後も、働き続けたいと考える人は多いです。
私の周辺も、同じ会社で働き続けている方が多いなあという印象があります。

先日、定年が延長されて65歳まで今の職場で働けるようになったのに、不安な気持ちになるという方から相談を頂きました。
40年近く同じ会社で働き、そして転勤は数回経験、ここ10年は転勤がなく、このまま定年を迎える準備をしていたそうです。

ところが、自分の意志とは関係なく、働き方を大きく変える必要に迫られる事態に戸惑っておられました。

新型コロナウイルスの影響です。
時差出勤の実施やリモートワークが検討されるなど、このまま働き続けることができるだろうかと不安になっておられました。

65歳まで働こうと決めていた理由は、会社の定年が60歳から65歳までに延長されたこと、そして、老後資金のため働き続けなければならないということです。

老後資金は2000万準備する必要があるという2019年のショッキングな報道も影響しているようで、働き続けないと老後資金が足りなくなってしまうと思い込まれていました。

あなたは、いかがですか。2000万不足という試算の前提は、
夫65歳、妻60歳の時点で夫婦ともに無職であること
30年後(夫95歳、妻90歳)まで夫婦ともに健在であること
その間の家計収支がずっと毎月5.5万円の赤字であること
です。

働き続けるのは、とても大切なことです。
社会とのつながりが持てたり、経済的な余裕を持てたりする大きなメリットがあります。
一方、どの程度の金額が必要なのかを知っておくことも重要です。

現在の資産、退職金、年金、保険などを基に試算すれば、何歳まで働く必要があるのか、いくら収入が必要なのか等、具体的な数字が出てきます。

この数字を知っておくことで、破局や危険の漠然とした予感という不安の正体が見えてきます。

そうすると、あなたが働きたいと思う別な理由も見えてくるかもしれません。

明るい未来を描けるようあなたを応援させてください。

投稿者プロフィール

山口 晃歓
山口 晃歓
一般社団法人メンタルヘルス協会上級心理カウンセラー
キャリアコンサルタント(国家資格)登録番号20004934
AFP(日本FP協会認定)会員番号
日本マイブレス協会認定ブレスプレゼンター
第二種電気工事士