スマホばかりで会話がないことにイライラ

スマホ 会話 ない 夫婦 福岡


隣にいるのに
スマホばかり見ている。

声をかけても、生返事。

つい
「なんでスマホばっかり見てるの?」

そう言いたくなる。

そして
「この人は目の前にいるわたしよりスマホの方が大切なのかも」
と感じて
ひとりでイライラしてしまう自分がいる。

でもそれをそのまま口にしたら
きっと
言い争いになる気がする。

空気が重くなるのも
気まずくなるのも
目に見えている。

だから、言わない。

言えない
じゃなくて
言わない。

それでも
胸のあたりが
ずっと落ち着かない。

理由ははっきりしないのに
何かが引っかかったまま
離れない。

似たような場面を
思い出した方が
いるかもしれません。

もし、そうなら
少しだけ立ち止まって
考えてみてほしいんです。

そのイライラは
本当に「スマホ」が
原因でしょうか?

あなたの中で、

どんな思いが動いているのか。

どんな心の動きが
その反応をつくっているのか。

ここから
その背景にあるものを
ひとつずつ
たどっていきます。

このページの目次

会話よりスマホばかりでイライラするとき

あのイライラは
「スマホを触っていること」
そのものだけを
見て起きているわけではなさそうです。

その場で
自分がどう扱われたと感じたのか。

そこで
何を受け取ったのか。

それに反応していることがあります。

そして
同じ場面でも
人によって
感じ方や受け取り方は違います。

次は
その反応が
どんな心の動きから生まれているのかを
順番に見ていきます。

会話がなくなるとき

会話が少なくなってきたと
感じるとき
「性格が合わないのかも」
「価値観が違うのかも」
と考え始める人は少なくありません。

カウンセリングの中でも
そうした言葉を
耳にすることはとても多いです。

でも実は
その「ズレ」の正体は
コミュニケーションのすれ違いだったりします。

たとえば、夫は
「家にいる間くらい頭を休めたい」と思って
スマホを見てるだけかもしれないし

妻は
「一日の出来事を共有したい」
「一緒に笑いたい」と
思ってるかもしれない。

どちらが悪いわけでもなく
ただ
気持ちの届け方・受け取り方が
違っているだけなんですよね。

そして
その違いに気づかないまま
時間がたつと
「話さない」わけではないのに
「通じ合っていない感じ」だけが
残っていきます。

これが
「会話がなくなったように感じる」状態の正体です。

ここまで読んだあなたへ。

次は「話し合えない理由」を
整理すると
少しだけ楽になるかもしれません。


「なんでスマホ?」と言えない理由


「なんでスマホばっかり見てるの?」
そう言いたくなっても
そのまま口にできない人もいます。

その理由は
そのあとに起きそうな空気が
頭に浮かんでしまうからです。

もし
二人の間の空気が悪くなると
子どもに伝わってしまいます。

たとえば
パパとママがスマホ越しに会話していたり
なんとなくピリピリしていたり…。

そんな状態が続くと
子どもは
「自分が悪いのかな」と
感じてしまうこともあるんです。

そうならないように
言いたい気持ちを飲み込む。
ぶつかるくらいなら
自分が我慢したほうがいい
と思ってしまう。

そうやって
「なんでスマホ?」という言葉は
喉の手前で止まって
外に出ないままになります。

なぜなら
空気を悪くしたいわけじゃないし
子どもを不安にさせたいわけでもないから。

ただ
ちゃんと気持ちを伝え合って
あたたかい空気をつくりたい。

その思いがあるからこそ
言えなくなってしまうこともあるのです。

▶️コラム「夫婦で話し合えない本当の理由」を読む


イライラの奥にあるもの

イライラは
「腹が立つ」という感情とは
少し違うところから生まれることが多いです。

その手前に
こんな気持ちがあります。

「わかってほしかった」
「ちゃんと見てほしかった」
「一緒にいたかった」

そうした思いが、
相手に届かなかったと感じたとき、
イライラという形で表に出てくる。

だから
相手の行動を直そうとしても
おさまらないことがあります。

なぜなら
スマホの使い方ではなく
その場で感じた
「大切にされていない気がした」
「ひとりにされた気がした」
という感覚に
反応しているからです。

イライラは
関係を壊したい気持ちではなく
つながりたい気持ちの
別の表れ。

そう考えると
その感情の見え方も
少し変わってくるかもしれません。


気づいた、その後に起こること

イライラの奥に
「わかってほしい」
「つながりたい」 という気持ちがあった。

スマホが問題なのではなくて

「私のことをちゃんと見てくれてる?」 という
心の声が ずっと、奥にあった。

ーそう気づけたとき
何かが少し 軽くなったかもしれません。

自分が何を求めていたのか。
どんなふうに関わってほしかったのか。

そのことが 少しだけ、
見えやすくなる。

でも、
たぶん 気づきの余韻は
そう長くは続きません。

明日の夜
また同じリビングで夫が
スマホを見ている。

その瞬間
今日見つけた言葉は
すっと、遠くなります。

「あ、私はつながりたかったんだ」 ーそう思い出しても

つながり方が、わからない。

気づきは、大切な手がかりです。

でも、
気づきだけでは
日常は変わらないことも、あります。


気づいたまま、ひとりで抱えていると

気づいたまま
ひとりで抱え続けると
何が起きるか。

話したい気持ちは
消えていないのに
話せない状態だけが 残っていく。

夫婦の間に少しずつ
「距離」のようなものが 生まれてくる。

最初は
「スマホばかり」だったものが
いつしか
「会話そのものがない」になり

「会話がない」が
「もう、話す気力もない」になっていく。

工夫を重ねても
なぜか戻らないと感じている方は

失われているのが
言葉の量ではないことに
気づきはじめているかもしれません。

▶️コラム「会話が戻らない夫婦に起きていること」を読む

▶️コラム「夫婦をやり直す前に、考えるといいこと」を読む

ー気づいているのに、進めない。 わかっているのに、変わらない。

その状態は
あなたが弱いからではなく
ひとりで抱えるには
重すぎるからです。

つながりたい気持ちは本来
ひとりで処理するものではありません。

ただ
それを向ける相手が 今は
夫や妻に届かない状態にある。

ーそれが、今の難しさです。

なぜ伝わらなくなっていくのか。
その手前で何が起きているのかを 別のコラムでたどっています。

▶️コラム「夫婦で話し合えない本当の理由」を読む


誰かと、整理するということ

気づいたものを言葉にするのは
ひとりでは難しいことがあります。

「わかってほしかった」

ーこの一言にたどり着くまでに
何度も、ぐるぐる回ってきたはずです。

その整理を誰かと一緒にやる、ということは
「正しい答えを教えてもらう」 ことではありません。

自分が見ていた風景を
一度、外に出して
もう一度、自分で見直す時間です。

それは
自分が何を大切にしているのかを
あらためて確かめる時間でもあります。

整理した先に
相手に向ける言葉も
関係の見え方も
少しずつ変わっていく。

その変化を生むのは
やはり
ご自身です。

セブンラボでは
公認心理師の夫婦が
そうした整理の時間を
ご一緒しています。

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よくあるご質問

スマホばかり見ている相手に、何も言わないままでいいのでしょうか。

言わないままでいることが
あなたの中で苦しくなっているなら
そのまま抱え続ける必要はないと思います。

ただ
「なんでスマホばっかり?」という言い方だと
責められたと感じさせやすく
かえって距離ができてしまうこともあります。

まずは
「どんな気持ちになったか」
「何を分かち合いたかったか」を
自分の中で整理してみることが
ひとつの入り口になります。. スマホばかり見ている相手に、何も言わないままでいいのでしょうか。

イライラする自分が、なんだか嫌になります。

イライラしてしまうのは
心が弱いからでも
狭いからでもありません。

その奥には
「わかってほしい」
「つながっていたい」
という気持ちがあることが多いです。

その気持ちに気づけたとき
イライラは
自分の大切にしているものを
教えてくれるサインにもなります。

話そうとすると、どうしても空気が重くなってしまいます。

「言ったら、また雰囲気が悪くなるかも」
そう思うと
言葉を止めてしまうのも自然なことです。

無理に「話し合いの形」を作らなくても
まずは
自分の中の気持ちを
静かに整理するだけでも
次の一歩は変わってきます。

自分なりに整理しようとしても、うまくまとまりません。

ひとりで考えていると
同じところを
ぐるぐる回ってしまうこともあります。

そんなときは
誰かと一緒に言葉にしてみることで
自分でも気づいていなかった気持ちが
見えてくることがあります。

「整理できない自分」がダメなのではなく
一人では見えにくい部分がある
というだけのことです。

気づいているのに、何も変わらない状態が続いています。

気づくことと
進むことは 別の作業です。

気づいたあと
「で、これをどうすればいいか」がわからなくて立ち止まる時期があります。

それは
気づきが足りないからではなく
気づきを「形にする」段階に入っているからです。

その段階はひとりでも進めますが 第三者がいると
形にするまでの
時間が 短くなることがあります。



セブンラボのカウンセリングについては、こちらのページで詳しくご案内しています。

投稿者プロフィール

山口 晃歓
山口 晃歓
公認心理師(登録番号 第45405号)
一般社団法人メンタルヘルス協会上級心理カウンセラー
日本マイブレス協会認定ブレスプレゼンター