「これは不倫じゃない」と言い張る夫ほど夫婦関係を壊してしまう理由

不倫浮気のトラウマ解消
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不倫浮気問題のカウンセリングでは、夫が自分の行動を「これは不倫ではない」「浮気ではない」「そんなつもりはなかった」と正当化してしまうケースが多く見られます。

しかし福岡の夫婦カウンセリング専門機関セブンラボの経験では、このような「合理化」こそが夫婦関係をさらに悪化させる原因になることが少なくありません。

夫婦関係を修復するためには、「不倫や浮気のつもりではない」という主観ではなく、「この行動は不倫と受け取られる」「一般的はこれは浮気という行動だ」という客観的な認識を持つことが重要です。

本記事では、不倫を合理化してしまう心理と、それが夫婦関係に与える影響について解説します。

このページの目次

不倫や浮気を合理化する心理と、夫婦関係が最悪になるプロセス


福岡で夫婦カウンセリングを行っているセブンラボには、
不倫や浮気が発覚して危機的な状況になった夫婦が多く相談に来られます。

その中で非常によく見られるのが、夫のこの言葉です。

  • 「これは不倫じゃない」
  • 「浮気じゃない」
  • 「ただの相談相手だった」
  • 「からだの関係はない」


しかし、夫婦カウンセリングの現場ではっきり言えることがあります。

「これは不倫じゃない」と自分に言い聞かせるほど、夫婦関係は悪化します。

むしろ、不倫そのもの以上に

不倫を認めない態度

が、夫婦関係を壊してしまうことが多いのです。

結論:最悪!発覚後、夫婦関係を壊すのは言い逃れしようとする「合理化」

福岡の夫婦カウンセリング、セブンラボのコラム記事より「不倫浮気発覚後、夫婦関係を壊すのは言い逃れしようとする「合理化」…これは俗にいう「開き直り」


結論から言うと、夫婦関係を破綻させる最大の原因は

「不倫浮気そのもの」以上に
「自分の行動を正当化する態度」

です。

多くの夫は次のように考えます。

  • 自分は不倫のつもりはなかった
  • だから不倫ではない
  • 妻の考えすぎだ

しかし妻にとっては違います。

妻が感じているのは

  • 裏切られた
  • 信頼を壊された
  • 心を踏みにじられた

という深い傷です。

その傷を前にして

「これは不倫じゃない」
「これは浮気じゃない」

と言われると、妻はこう感じます。

「この人はまだ自分の行動に向き合っていない

ここから夫婦関係は急速に悪化していきます。

不倫・浮気を”合理化”する心理とは


心理学では、自分の行動を正当化する心の働きを

合理化(ごうりか)

と呼びます。

例えば次のような言葉です。

  • 「相談に乗っていただけ」
  • 「仕事の付き合いだった」
  • 「妻が冷たいから仕方ない」
  • 「ただの友達」
  • 「からだの関係はない」

これらは本人の中では「事実」として語られます。

しかし実際には

自分の行動と向き合う苦しさから逃れるための心理

であることが多いのです。

妻が本当に傷つく瞬間


不倫や浮気が発覚したとき、
妻が最も傷つく瞬間はどこでしょうか。

それは

不倫が発覚した瞬間だけではありません。

多くの妻が深く傷つくのは次の瞬間でもあるのです。

「そんなことはしてない」
「これは浮気じゃない」
「お前の考えすぎ」
「お前の被害妄想だ」

などと夫が言ったときです。


このとき妻の心では次のことが起きます。

  • 自分の感じている痛みを否定された
  • 事実を歪められた
  • 嘘をついている
  • 向き合ってない、逃げている
  • 自分が悪いと言われているように感じる

つまり妻は

裏切り + 心の否定

という 二重の傷 を負うのです。

夫婦関係が最悪になる心理プロセス


不倫問題のカウンセリングでは、
次のようなパターンがよく起こります。

① 不倫が発覚

② 夫が合理化する

③ 妻が怒る

④ 夫がさらに否定する

⑤ 妻の怒りが爆発

⑥ 夫婦関係が破綻

このプロセスの出発点は

自己認識の甘さ

です。

つまり

「自分の行動が何を意味するのか」

理解できていないことです。

自分の不倫が原因で妻と子どもが家を出て行き悲しみに打ちひしがれている夫

夫婦関係を修復するために必要な思考


夫婦関係を修復するために必要なのは

事実を歪めないこと

です。

例えば次のような思考です。

「自分は浮気のつもりはなかった」

ではなく

「世間ではこの行動を不倫と言う」

と理解することです。

これは罪悪感の話ではありません。

重要なのは

自分の行動を客観的に認識すること

です。

この姿勢が見えたとき、妻は初めて

「この人は本当に向き合おうとしている」

と感じることができます。

不倫問題を乗り越える夫婦の共通点

夫婦カウンセリングの経験から言えることがあります。

不倫問題を乗り越える夫婦には共通点があります。

それは

事実を歪めないこと

です。

  • 言い訳をしない
  • 正当化しない
  • 責任転嫁しない

そして

自分の行動の意味を理解する

ここから夫婦関係の修復が始まります。

その上で、深く傷ついた側は、
「心のさつじん」とさえ言われる傷ついた心身のケアに取り組み


した側は「再発予防のカウンセリング」に取り組み、その行動に至った理由と向き合うことが大切です。

夫の不倫が原因で夫婦でカウンセリングを受けて関係修復を目指す。福岡の夫婦カウンセリングセブンラボ

福岡で夫婦カウンセリングを受けるなら

不倫・浮気・夫婦関係の悩みについて
した側・された側それぞれの心理カウンセリングを行っています。

不倫問題は、
夫婦だけで話し合うと感情が激しくぶつかり、関係がさらに悪化することも少なくありません。

第三者の視点から夫婦の心理を整理することで、関係が改善するケースも多くあります。

夫婦関係の危機を感じている場合は、早めに相談することをおすすめします。

セブンラボの山口晃歡(やまぐちてるよし)と山口祐里慧(やまぐちゆりえ)

よくあるご質問

不倫・浮気を認めない夫の心理はいったい何でしょうか?

自分の行動に向き合う苦しさから逃れるため、合理化という心理が働くことがあります。
これは自分の行動を正当化する自分の心を守ろうとする「心の防衛反応」です。

「からだの関係はないのだから」と言い張ります。それで済まされるものでしょうか?

多くの夫婦関係では、親密な関係や秘密の関係がある時点で、それはパートナーにとって最大の裏切りです。
夫婦間の信頼を損なう行為かどうかが重要になります。

不倫・浮気問題で夫婦関係を修復できますか?

修復は簡単ではありませんが、セブンラボの臨床経験では、可能です。
多数の実績があります。
ただし重要なのは、言い訳ではなく自分の行動を客観的に認識し、責任を持つ姿勢です。
そして、ご夫婦がともに困難を乗り越えようとする勇気が必要です。

投稿者プロフィール

山口 祐里慧
山口 祐里慧
公認心理師
離婚・夫婦問題カウンセラー
性格改善セラビスト
一般社団法人メンタルヘルス協会上級心理カウンセラー
日本心理学会認定心理士
アンガーコントロールスペシャリスト
マインドフルネススペシャリスト
キャリアトランプファシリテーター
栄養士