カウンセリングは心の健康を守りパフォーマンスを上げる前向きな場

カウンセリングってどういうイメージ?

「カウンセリングを受ける」という言葉についてあなたはどういうイメージをお持ちでしょうか?

カウンセリングというと、日本は欧米に比べてあまり馴染みがなくどちらかというと、敬遠されがちな傾向にあるように感じます。

特に心理カウンセリングということになると、そのハードルはさらに上がってゆくようです。

どうハードルが高いかというと、心理カウンセリングを受ける人は「心の病気である人」といった認識があるからです。

特に日本ではその傾向が顕著にあるように思います。

この考え方がある人は、数日~数週間に及ぶ気持ちの落ち込みや止まらないイライラがあっても、心理カウンセリングを受けてみようという発想には至りません。

それは、自分が「心の病気」だと認めてしまう気がするからです。

日本では欧米と比較して、カウンセリングに馴染み薄い風土がありますからそれもやむを得ないことだと思います。


実は、とっても前向きな場

一方、気軽にカウンセリングを受けにこられる人達もいらっしゃいます。

そういう方々の価値観は、「心の病気になってしまわないよう」早い段階でカウンセリングを受け、心の専門家心理カウンセラーに話を聴いてもらい、気持ちを楽にするするために利用するという考え方を持っているようです。

心理カウンセリングというのは、日本においては治療行為ではありませんので、心の病気という状態にまでになっている場合は、精神科や診療内科へ相談する必要があります。

だから、心理カウンセリングという場は、心の病気の人が利用するものではないのです。(医師からの指示で利用する場合は除く)



仕事ができる人が利用する

また一方では、経営者や様々な組織において責任の重い仕事をなさっているビジネスマンの方々にとって、かかりつけの心理カウンセラーがいるということは重要なようです。

特に仕事ができる人たち。

なぜなら、イライラモヤモヤを抱えたままでは、仕事のパフォーマンスが低下してしまうからです。
低下したままでは、能力を存分に発揮できませんからね。

イライラモヤモヤを早期に解消して、サクッと仕事に戻ってゆく!
そんな姿はとっても頼もしく感じます。

人生の貴重な時間を大切に使おうとする人がほとんどです。
まさに時間とお金を「自分のために投資をする」といった価値観のです。

素敵ですね‥‥!

つまり、気軽にカウンセリングを利用する方々は予防的で前向きで自己投資としてカウンセリングを利用しているということです。


結論として、カウンセリングは病気の人が利用するものではなく、人生の貴重な時間をより良く大切に使おうとする方々に向けての専門的なサービスなのです。

あなたはいかがですか?

どのような価値観をお持ちでしょうか?

人生はあっという間です。

そのイライラモヤモヤを早く吐き出して、人生のパフォーマンスを上げてゆきませんか。


投稿者プロフィール

山口 祐里慧
山口 祐里慧
公認心理師
離婚・夫婦問題カウンセラー
性格改善セラビスト
一般社団法人メンタルヘルス協会上級心理カウンセラー
日本心理学会認定心理士
アンガーコントロールスペシャリスト
マインドフルネススペシャリスト
キャリアトランプファシリテーター
栄養士