私たちの結婚は失敗?

このコラムでは、いつの間にか失敗に向かってしまう結婚生活の特徴について、お伝えします。

あなたも次のような兆しを感じたら、早めに対処しましょう。

もし、時間と手間を惜しむと、取り戻すのに数倍のエネルギーを使うことになりかねません。

1.コミュニケーションが不足している

2.二人の感情的なつながりが薄れて、夫婦関係が冷めたと感じる

3.対立や不満が重なり、口論やいさかいが絶えない

4.共通の目標や関心事がない

5.信頼関係が薄れてしまった

では、一つ一つ詳しく見ていきましょう。

コミュニケーションの不足

簡単にいえば、お互いがちゃんと話さないことです。

たとえば
二人とも仕事が忙しく、家に帰ると

ずっとスマホを触っている
テレビばかり見ているので

会話をしないことが多くなっていないでしょうか。

そして
感情や意見を素直に伝え合えないこともコミュニケーション不足のサインです。


何か問題があっても

「言わなくてもわかるでしょ」
「口に出すと喧嘩になるから黙ってる」

と感じて、本音を言わないこともあるでしょう。

また
お互いが話すことばかりに意識が向いて
相手の話をちゃんと聞いていないこともあります。

パートナーが

スマホをいじりながらだったり
顔を見ないままだと

あなたは

話をちゃんと聞いてもらっていないと感じて
寂しい気持ちになってしまうこともあるでしょう。

こんなことが続くと、二人の関係がうまくいかなくなりますよね。

感情的なつながりが薄れて、関係が冷めたと感じる

以前は一緒にいて楽しかったのに

最近は家に帰ってきたら

すぐにそれぞれの部屋に引きこもって
一緒に過ごす時間が減っていると思いませんか。

ちょっとした会話が少なくなってしまったなと
感じることはありませんか。

そして、感情的なつながりが薄れると
お互いに対する関心が薄れてしまいます。

だんだん相手のことを気にかけたり
励まし合うことが減り

お互いが相手にあまり興味を持たなくなってきたりします。

一緒にいるだけで楽しかったのに

最近は些細なことがきっかけになって

大したことじゃないことでイライラしたり

不満が溜まってしまったり。


例えば
以前なら気にならなかった

パートナーが勝手にテレビのチャンネルを変えることや
洗い物をしないことに

ムカついてしまったなんてこと、ありませんか。


どうして、こんな些細なことでイライラしたり、不満が溜まってしまうのでしょうか?

それは二人の関係が弱まっているから。

以前はお互いを大切に思っていたり
理解し合っていたけど
今はそんな感じが薄れてしまったのかも。

だから、些細なことが大きく感じられるのでしょう。


最近は
ちょっとしたことですぐに喧嘩になったり
二人でいるとなんだか疲れるなと感じるなら


夫婦関係が冷めて、感情的なつながりがうすまっているサインかもしれませんね。

対立や不満が重なり、口論やいさかいが絶えない

口論やいさかいが絶えないのは、わかりやすいサインです。

例えば
以前なら
こんな些細なことで喧嘩することはなかったのに
最近は何を話しても
すぐにケンカになってしまうと感じませんか。


それは、二人の間に溝ができているのかもしれません。

お互いのことを大事に思って
助け合ったり支え合ったりしてたのに

今はそれが薄れてきて
何かあるたびに
すぐに怒りっぽくなったり
不満が溜まってしまったりします。


どうしてこんなふうになってしまうのでしょうか。

それは二人の関係が希薄になってるからです。

以前なら
お互いを理解し合っていたり
共通の目標に向かって努力していたのが

今はそんな絆が薄れて

対立や不満が増えてしまうのでしょう。

共通の目標や関心事がない

以前は二人で将来のことを考えて

それを実現させるために協力したり
応援しあっていたのに

近頃はどうも二人の興味関心が違うなと感じたりしませんか。

そんなときは、二人の関係がうまくいってないのかもしれません。

関係が希薄になると
一緒に何かを達成したいという気持ちも薄れてきます。

そして
いつの間にか
お互いの関心事や目標が食い違い
会話さえもかみ合わなくなり

二人の間に高い壁ができてしまうこともあります。

信頼関係が薄れる

以前はお互いが約束を守り
言ったことを信じ合っていたのに

最近は隠し事やつい嘘をついたりすることが

増えたなと感じることがないでしょうか。

それは


お互いの間に溝ができているのかも。



お互いを信じて

支え合っていたのが

そんな関係が崩れて

不安や疑念を感じたりします。

これもお互いの関係が希薄になったことで

二人の絆が弱まり

信頼が揺らいでいるのかもしれません。

ここまでは、結婚が失敗に向かっている兆しについて、お伝えしました。

ただ


このようなサインを

一度も感じることがない結婚って

あり得るのでしょうか。



私たち夫婦は、何度もこのような現実に直面しました。

おそらく、誰にも訪れる試練と言えるかもしれません。


だとすると

このような試練を
乗り越えられるどうかを

分けるものを知りたくなりませんか。



それは

言葉にするととても簡単なのに

実行するのはとても難しいこと。

それは


諦めないこと


です。



同じやり方を続けると

徒労に終わってしまい

やがて努力を止めてしまいたくなります。



諦めて


何もしなくなったら


乗り越えられない


とても大きな試練になってしまうでしょう。



そして、離婚するしないに関わらず

結婚に失敗することが決定的になります。


もし、あなたが

「自分たちだけでは無理かも」と

諦めを感じ始めているなら

専門家のサポートを受ける選択肢もありますよ。



私たちのところに相談に来られるのは

様々な努力はしてきたけれども

うまくいかず

それでも諦めなかったカップルばかりです。


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投稿者プロフィール

山口 晃歓
山口 晃歓
公認心理師(登録番号 第45405号)
一般社団法人メンタルヘルス協会上級心理カウンセラー
キャリアコンサルタント(国家資格)登録番号20004934
日本マイブレス協会認定ブレスプレゼンター